生命保険ってどんな種類があるの?
医療保険、がん保険、死亡保険、学資保険、個人年金保険、介護保険などさまざまな種類があります。ライフサイクルに合せ備えていく必要があります。
どの時期にどんな保険を選んだらいいの?
独身者の場合
ご自分のために入院・手術などの出費に備えた医療保険、がん保険に加入しておくといいでしょう。
ご自分が万が一死亡した場合でも、ご家族の生活費に影響を及ぼすケースは少ないと考えられます。
ご結婚されお子様がいらっしゃる場合
遺された家族の生活費のため、お子様が成人するまでの教育費に備え、死亡保険、学資保険に加入しておくといいでしょう。
もちろん、ご家族の負担も考慮し医療保険、がん保険も必要です。
また、老後の事も踏まえ個人年金保険や介護保険もお勧めです。
お子様が独立した場合
遺された家族の生活に備える死亡保障の必要性な少なくなりますので、死亡保険金を見直す事が必要です。医療保険やがん保険の保障を特約などで充実させ、将来の介護に備えた資金や定年後の生活を支える資金など自分たちの生活のリスクに備えるといいでしょう。
保険に加入する事で税法上の特典は?
あります。保険に加入すれば年末に控除証明書が保険会社から送られてきます。
一般生命保険、介護医療保険、個人年金保険の年間正味払込保険料に応じて所得額から控除されます。
所得額から控除される金額は下記の表です。
所得税の生命保険料控除額(平成24年度1月1日以降締結した保険契約)
年間正味払込保険料 | 控除される金額 |
---|---|
20,000円以下のとき | 全 額 |
20,000円を超え 40,000円以下のとき |
(年間正味払込保険料×1/2)+10,000円 |
40,000円を超え 80,000円以下のとき |
(年間正味払込保険料×1/4)+20,000円 |
80,000円を超えるとき | 一律40,000円 |
※一般・介護医療・個人年金あわせて120,000円が限度
住民税の生命保険料控除額(平成24年度1月1日以降締結した保険契約)
年間正味払込保険料 | 控除される金額 |
---|---|
12,000円以下のとき | 全 額 |
12,000円を超え |
(年間正味払込保険料×1/2)+6,000円 |
32,000円を超え |
(年間正味払込保険料×1/4)+14,000円 |
56,000円を超えるとき | 一律28,000円 |
※一般・介護医療・個人年金の所得控除額はそれそれ28,000円だが、合計した場合は70,000円が限度